2-1.固定資産管理体制
固定資産のライフサイクル管理について、適切な業務手続きを行うための標準的な管理体制を図にしました。
これから、各部門が担う役割と管理体制のポイントについて、説明していきます。
固定資産のライフサイクル管理について、適切な業務手続きを行うための標準的な管理体制を図にしました。
これから、各部門が担う役割と管理体制のポイントについて、説明していきます。
2-2.資産管理部門の業務と役割
資産管理部門は、固定資産管理業務全般の取りまとめを行う総括部門です。
資産管理責任者は、固定資産管理業務上の手続きの最終的な許可など総括的な役割を担います。また、資産管理担当者は資産管理責任者の補助者として、固定資産台帳の整備など業務運営をサポートする役割を担います。
■資産管理部門の主な業務内容
(1)固定資産の使用状況の把握と、固定資産台帳の整備。
(2)取得・保管転換(移動・移管・貸与等)・処分にかかる手続きの許可や。
(3)日常管理の指導や年度毎に棚卸を資産使用部門に行わせて棚卸結果を総括する。
2-3.資産使用部門の業務と役割
資産使用部門とは、実際に現物を使用する各部門が対象となります。
資産使用者は固定資産の日常の使用と保全管理にあたり、新規取得・使用中の変更・処分について手続きの申請を行います。資産使用責任者は、資産使用者を監督し、現物について使用状況や各種申請・変更について資産管理部門へ報告を行います。
■資産使用部門の主な業務内容
(1)現物の適切な使用と保全(破損・盗難・亡失等に対する適切な修繕や防止措置)。
(2)取得・保管転換(移動・移管・貸与等)・処分にかかる手続きの申請や報告。
(3)年度毎に棚卸を行い、棚卸結果の報告する。
以上のような内容は、一般的に固定資産管理規程に成文化されていると思われますが、実務上適切に機能していない事が多いのではないでしょうか。
上の内容をお読み頂いたとおり、資産管理部門の固定資産管理業務は多岐に渡ります。しかし、資産管理部門は現物を手元で管理しているわけではありません。資産を設置し使用している部門が適切に日常の管理を行い、手続きの申請や報告を行ってくれなければ、固定資産の使用状況を正確に把握することはできません。
■適切な固定資産ライフライクル管理を行うための管理体制のポイント
(1)固定資産管理にかかる役割と責任範囲を認識してもらう事が重要です。
(2)そのためには、資産管理部門は固定資産管理規程・業務マニュアルなどに基づいて、資産使用部門を定期的に指導していく事が重要です。
以上のポイントが社内に周知・定着することで、固定資産の適切な管理に繋がっていくと考えられます。
固定資産管理ツール(SimpleFAM) →→ http://www.afford.co.jp/simplefam/
資産管理部門は、固定資産管理業務全般の取りまとめを行う総括部門です。
資産管理責任者は、固定資産管理業務上の手続きの最終的な許可など総括的な役割を担います。また、資産管理担当者は資産管理責任者の補助者として、固定資産台帳の整備など業務運営をサポートする役割を担います。
■資産管理部門の主な業務内容
(1)固定資産の使用状況の把握と、固定資産台帳の整備。
(2)取得・保管転換(移動・移管・貸与等)・処分にかかる手続きの許可や。
(3)日常管理の指導や年度毎に棚卸を資産使用部門に行わせて棚卸結果を総括する。
2-3.資産使用部門の業務と役割
資産使用部門とは、実際に現物を使用する各部門が対象となります。
資産使用者は固定資産の日常の使用と保全管理にあたり、新規取得・使用中の変更・処分について手続きの申請を行います。資産使用責任者は、資産使用者を監督し、現物について使用状況や各種申請・変更について資産管理部門へ報告を行います。
■資産使用部門の主な業務内容
(1)現物の適切な使用と保全(破損・盗難・亡失等に対する適切な修繕や防止措置)。
(2)取得・保管転換(移動・移管・貸与等)・処分にかかる手続きの申請や報告。
(3)年度毎に棚卸を行い、棚卸結果の報告する。
以上のような内容は、一般的に固定資産管理規程に成文化されていると思われますが、実務上適切に機能していない事が多いのではないでしょうか。
上の内容をお読み頂いたとおり、資産管理部門の固定資産管理業務は多岐に渡ります。しかし、資産管理部門は現物を手元で管理しているわけではありません。資産を設置し使用している部門が適切に日常の管理を行い、手続きの申請や報告を行ってくれなければ、固定資産の使用状況を正確に把握することはできません。
■適切な固定資産ライフライクル管理を行うための管理体制のポイント
(1)固定資産管理にかかる役割と責任範囲を認識してもらう事が重要です。
(2)そのためには、資産管理部門は固定資産管理規程・業務マニュアルなどに基づいて、資産使用部門を定期的に指導していく事が重要です。
以上のポイントが社内に周知・定着することで、固定資産の適切な管理に繋がっていくと考えられます。
固定資産管理ツール(SimpleFAM) →→ http://www.afford.co.jp/simplefam/